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僕となのはちゃんの新婚生活

1 :春風ななし:04/12/15 20:56:01 ID:???
7月15日水曜日(晴れ)

夕方まで寝ていると、近所に住む小学生の
高町なのはちゃん(なぜか僕になついている)が
布団を引っくり返してしまい、僕は強制的に起きるはめになった。
なのはちゃんが言うには
「夕方の4時まで寝てるなんてだらしない。どうせ夜遅くまで
アニメでもみてたんでしょ」
との事。そこで昨日の舞Himeは面白かったと説明すると、なのはちゃんは
急に怒りだしてしまった。何故だ。
学校が終わって、彼女の帰り道にあるこのアパートに遊びにきたのに
肝心の僕が寝ているのが気に触ったらしい。
なのはちゃんは雑然とした部屋を見て呆れかえってしまった。
「どうしてこないだ私が片付けたばかりなのにもう散らかってるの!?」
実はつい一週間前にもなのはちゃんに部屋を片付けてもらっていたのだ。
僕は一見ゴチャゴチャしているようにも見えるが、実は
絶妙な位置にリモコンや布団が計算されて配置されてるのだと
言っても彼女には理解できないらしい。
「こうなったら、私が毎日きて、○○さんのお部屋を掃除してあげます!」
余計な事はしなくていい、毎日なんて大変だと言っても
なのはちゃんは聞く耳を持たない。
「まずそこらに散らばってるゴミから片さなきゃ」
と僕の手作りである、宝物のMGパーフェクトジオングを
ゴミ袋に捨てようとしたのを慌てて制止した。
これからどうなってしまうのだろうか・・・。

2 :いぬ ◆69eMR/CQ7U :04/12/15 20:57:26 ID:q/egdDOG
ぼくはこの春風ななしって人のレス見て「おっ」と思うことが多かった
でも今になってこんなおもんないスレたてるとは思わんかった
ショックや

3 :名無しさん?:04/12/15 20:57:27 ID:???
そうだね

4 :ミー( 「´Θ`)「:04/12/15 20:58:07 ID:slc7BfuQ
なのはちゃんは痴女

5 :名無しさん?:04/12/15 20:58:50 ID:???
いやいや熟女の線も

6 :ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :04/12/15 21:00:17 ID:pQ7uUjsd
幸せですか?

7 :LOVE。ホテル色 ◆Ohn8SeonVA :04/12/15 21:21:11 ID:???
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8 :LOVE。ホテル色 ◆Ohn8SeonVA :04/12/15 21:22:05 ID:???
お気に入りに登録しました

9 :名無しさん?:04/12/15 21:29:10 ID:???
入力されたショートカットの名前は、既に「お気に入り」メニューに存在します。

10 :名無しさん?:04/12/15 21:40:41 ID:???
お気に入りに登録しました

11 :春風ななし:04/12/17 01:58:18 ID:???
7月15日木曜日(晴れ)

なのはちゃんが今日から(できるだけ)毎日掃除に来るというので
あらかじめ捨てられると困る物や見られると何かとマズイ物は
押入れの奥の大き目のダンボールにしまっておいた。
箱には「社会資料」とまで書いておいた。社会資料ってなんだよ。

また怒られると困るので昼前に目覚ましをセットしておいた。
こんなに早く起きるのは久しぶりだ、清清しい気分ではないが。
いいともの後、録画しておいた双恋とBECKを見る。
夕方になのはちゃんが来た。あらかじめ用意しておいた
ポテトチップスとおーいお茶をご馳走してあげた。
「女の子にポテチとお〜いお茶ねえ…」
何かまずかったか、爽健美茶の方が良かったかな。
話題を作ろうとなのはちゃんに学校で一日何があったかを
聞いてみる。なのはちゃんは身振り手振り一日に出来事を
話してくれた。友達と一緒にお弁当を食べたとか、
数学のテストでいい点を取ったとかの、とりとめのない話。
しかし引きこもって数年、世間と接点の全く無い僕にとっては
彼女のそんな話も十分楽しめた。自分にもこんな頃があったなあ。

12 :春風ななし:04/12/17 01:59:01 ID:???
「それじゃあそろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」
「何でよ!」
なんとなく言ってみたがそりゃ怒られるか。
「今日もまたゴミ増えてない?どうしてすぐこんなに増えるんだか…」
自分でも不思議だ。何故ただ消費しかしない細々と生きている僕の部屋に
不要物が溜まるのか、消費しかしないからだろうが…。
テーブルの上や床に散乱してあるカップ麺やお菓子のゴミを見て
なのはちゃんが呆れ帰る。臭いも酷いとのこと。
「これからカップラーメンでご飯を済ませるのは禁止!
ペットボトルも使っちゃいけないよ!!」
となのはちゃんが提案。な、なんだってー!

今日は比較的軽い片付けの後、ゴミ袋を二人で一緒に捨てに行くだけだったが、
本気で僕の部屋を掃除するのならかなり苦労するだろう。
これからどうなってしまうのだろうか…。

13 : ◆MZE8PCD5tA :04/12/18 00:00:21 ID:???




14 : ◆.I9VYOAKi2 :04/12/18 00:01:03 ID:???




15 : ◆vf1IorWJOc :04/12/18 00:02:54 ID:???




16 : ◆raRj7MLrPE :04/12/18 00:05:59 ID:???



17 : ◆O5e0EbwmKw :04/12/18 00:15:13 ID:???




18 : ◆77YmKkOVtE :04/12/18 08:04:36 ID:???
             

19 :名無しさん?:04/12/18 08:33:32 ID:???
キモイナ

20 :春風ななし:04/12/19 05:17:38 ID:???
やべー、書くの忘れてた
見事に三日坊主じゃん

21 :名無しさん?:04/12/19 05:54:10 ID:Il4sLu7s
まぁなんだ、なのはちゃんってのはわからんが
中々面白いよ。

22 :名無しさん?:04/12/19 06:07:59 ID:o3FysXr6

1は性犯罪者予備軍


とかシタリ顔でゆうのはナシのセンなワケね。空気了解

23 :春風ななし:04/12/20 01:09:55 ID:???
>>11の日付は、12月16日の間違いでヤンスね。

12月19日日曜日(雨らしい)

今日は学校が無いというのでなのはちゃんは11時頃に来た。
僕は一応、起きてはいたのだが半袖シャツとパンツという姿だったために
なのはちゃんに引かれた上に「H!変態!」などと罵られる。
いくら今年の冬は暖かいとはいえ、半袖は無理があったらしい。
女の子を外で待たせるわけにはいかないのでトイレでダンディーに服を
着替える僕。なにやら学生時代を思い出す。

「なのはちゃん、その手に持っているピンクの袋はなんでしょうか」
「えっへへへー」
「なに」
「えっへへへー」
「えっへへへーではわからないよ」
するとなのはちゃんは袋の紐をゆるめ、中から大きいお弁当と小さいお弁当を
取り出した。
「あー!もしかして!」
「えっへへへー」
「なのはちゃん、大食いだったのかー!!」
「違うよ!」
クールなシベリアジョークのつもりだったがあまりウケなかった。
「ひとつ、○○(僕)さんにあげます」
「ひょっとして、手作り?」
頬を赤らめるなのはちゃん。その通りらしい。
「こっちの大きい方がなのはちゃん?」
「もう!面白くないボケはいいから早く食べて!!」
今日はギャグのキレが悪いな、しかし、なのはちゃんの手作りお弁当とは
素直に嬉しい。実は最近、生活費が苦しくて食費も切り詰めた生活だったのだ。
「では早速、いただきます」
「そっちのおっきほうを食べてよぉ」

24 :春風ななし:04/12/20 01:10:34 ID:???
小さい方の箱は熊さんのデザインだが、大きい方は銀色のアルミ制で非常に
地味なデザインである。
とりあえず蓋をあけてみる。

驚いた。卵焼きにハンバーグ、たこさんウインナーにえび餃子、そしてアスパラガス。
かなり美味しそうな、色とりどりのおかずが弁当箱に鎮座している。
バレン(緑のアレ)に仕切られて大き目のおにぎりもある。
「これ、本当になのはちゃんが作ったの?」
「うん、お母さんとお姉ちゃんにも手伝ってもらったけど」
とりあえずえび餃子を口に運んでみる。口の中にえびの甘い旨みが広がる。
「うーまーいーぞー!」
「ほんと?ありがとう!」
思わず味王のモノマネをしてしまうぐらいに感動をした。口からレーザーが
出ないのが残念なぐらいだ。
僕は近頃まともな食事をしていないのもあって無言でお弁当を喰らい続ける。
なのはちゃんはそんな獣のような僕を見守りつつ自分の分も食べる。
平らげた後、お茶を飲んで一休みする。
「おいしかった?」
「すごいよー凄くおいしかったよ満足しちゃったよー、僕」
「そう?朝、早起きしてお母さんに聞きながら作ったかいがあったー」
「ホントなのはちゃんいいよーいい人だよーいいお嫁さんになれるよー」
「えっ・・・」
何故か沈黙するなのはちゃん、それを気にせず軽い口調で褒めまくる僕。
照れるなのはちゃん、ついでにお弁当の作り方なんかも聞く僕。
そして今日は掃除をしていないという過酷な事実。なのはちゃんが帰った後に
一人でいる時との落差を肌で感じつつ、一人で料理を食べる夜。
ちなみにメニューはチャーハン。

25 :春風ななし:04/12/20 01:11:47 ID:???
ついでに言うなら>>1も12月15日でヤンス。
あまりの大ボケに自分でビックリでヤンス。

26 :しぶしげ:04/12/20 01:17:45 ID:???
イタリアの至宝、ロベルト・バッジョをも凌駕するファンタジスタだな

27 :薄弱:04/12/20 05:24:55 ID:oO6h7jq3

このままナニも起こらないまま事件に頼らずテンションを維持できたら面白いかもしれない。


28 :春風ななし:04/12/20 22:08:57 ID:???
友人でかなりの仮性包茎の包皮の中に私の亀頭を入れオナニーをしたことがあります
私の亀頭は彼の包皮の中にすべて入り新鮮な気持ちでした。


29 :春風ななし:04/12/20 22:22:59 ID:???
風邪ひいてます今。さすがになのはちゃんにも電話を入れまして
今日は無理だと。そしてフラフラの状態で2ちゃんに繋ぎ、
「おっレスがついてるじゃん」と思ったら騙りで、しかもウホッな内容だった
ためにもういつでも死ねるぜという今日この頃。

30 :名無しさん?:04/12/20 22:31:13 ID:V2nLbdEq
小説じゃなかったのか。

31 :春風ななし:04/12/20 22:43:13 ID:???
実際に起こったことを日記としてまとめています。

32 :しぶしげ:04/12/21 03:54:39 ID:/jQmwlhF
ワロスww

33 :春風ななし:04/12/22 01:38:37 ID:???
12月21日火曜日(曇り気味)

昨晩熱を測った時は28度4分だったが今朝測ってみると
26度4分に下がっていた。我ながら自分の回復力に惚れ惚れする。
さっきも風呂に入ったところだ。そういえば、外国では風邪を引いた時も
風呂に入るという。僕は外人的な感覚を持っているのかも知れない。
顔立ちも何か中世ヨーロッパの貴族風である、思わず事実だ。

それはそうと熱も下がったとはいえ、まだなのはちゃんを家に入れるわけには
いかない。昨日はたまたま家族が電話に出なかったから良かったが
(本当に運が良かった)、2日連続はドリームジャンボ当選並の運が必要だ。
自分たちの娘が近所の怪しい男の家に毎日通ってるとなると、どうなるかは
目に見えている。別にそれはそれでいいとしても、近所の目もあるので
平穏な生活を願う僕としてはなのはちゃんができれば来ないようにと
クリスマスも近いことだし十字を切って祈っていると本当に来なかった。
どうやら彼女の方から遠慮してくれたようだ。ナイス親切。
しかしこないならこないで、ちょっと寂しかったりする。

34 :ちゃもろ(`Å`) ◆/cHAMoRoDE :04/12/22 01:40:34 ID:6S56Jhb6
マジ、ブラボーだねしぶしげ

35 :名無しさん?:04/12/22 05:53:03 ID:lUcA2TTS
体温低くね?

36 :春風ななし:04/12/22 18:27:58 ID:???
えっ、マジで。こんなもんじゃないの?まあ大丈夫だと思うけど

37 :元九郎:04/12/22 22:34:56 ID:JFWgcYSa
本当にバレンというんですか、弁当の緑のギザギザは?

38 :春風ななし:04/12/22 23:01:46 ID:???
ごめん、バランのようです

39 :春風ななし:04/12/22 23:02:02 ID:???
は、はずかしーー

40 :名無しさん?:04/12/22 23:09:11 ID:sPAuEMYe
すごい。おもしろいぞ、このスレ。

続き楽しみです。

41 :名無しさん?:04/12/22 23:24:15 ID:lUcA2TTS
日本人の平均体温って36度くらいじゃね?

42 :春風ななし:04/12/22 23:27:19 ID:???
うわー今気づいたよー26じゃなくて36度だよー

は、はずかしーー(2回目)

風邪で頭がおかしくなってたとかそういう事にしといてください。

43 :春風ななし:04/12/23 03:20:30 ID:???
12月22日水曜日(晴れのよう)

「お料理はちゃんと作ってるの?」
なのはちゃんが突然聞いてきたが、一体何の事やら見当もつかない。
「前にカップラーメンでお食事済ませないって約束したでしょ」
まだ覚えていたのか。約束はそっちが勝手に決め付けたのだが。
「ははは、抜かりないよ。どっちにしろ風邪でカップラーメンなんて
 濃い物、食べられなかったし」
「じゃあ約束守っててくれたんだ!!」
「今日も冷凍食品のグラタンを食べたばかりだよ」
「うんうん、感心感心…って何それ!確かにカップラーメン食べなきゃいいって
 いったけど冷凍食品もそんなに変わらないじゃない!!」
「なっ・・・!何が変わらないと言うんだ。カップそばならいいと?」
「そういう問題じゃなーい!」
僕は小学生との約束をしっかり守っている自分を偉いと思っていたが
どうやら僕は偉い人ではないようだ。通りでパーフェクトジオングにこだわる訳だ。

「あのね、なのはちゃんのお母さんはお料理を作る時はどうしてる?」
「ちゃんと材料から作ってます!」
「じゃあその材料はどうしてるの?」
「八百屋さんとかで買ってきてる」
「つまり僕と同じなわけだ」
「ちがう!絶対に違う! 大体、元々はゴミが溜まるからカップラーメン禁止にしたのに
 冷凍食品なんかで済ませたって何も変わらないってことだよ!」
な、なるほど…。なのはちゃんの言う通りである。小学生に論破されてしまうとは情けない。
「そもそもちゃんとゴミを捨ててたら何も問題はないわけだからね!」
なんだか今日のなのはちゃんは少し言う事がきつい。


夜に、近所のコンビニで漫画雑誌を立ち読みをする。新製品のおにぎりに目がいったが、
特に何も買わずに帰った。夕食に野菜炒めと麻婆豆腐を作って食べた。
自分で栄養を計算して献立を作るのは、意外に楽しいかも知れないと思った。

44 :春風ななし:04/12/24 01:56:50 ID:???
12月23日木曜日(雨なのか?)

全然気付かなかったなのはちゃんはとっくに冬休みに入っているらしい。
いつからだったのだろうか。彼女が昼頃に来ても「今日は休みなの?」などと、
何も考えずに聞いていた僕が馬鹿だった。なのはちゃんはそんな僕を
心の中でどう思っていたのだろう、自分があまりにも世間から離れていた証拠である。
「すると、なのはちゃんは冬休みの予定とかあるわけ?」
「うーん… 親戚とかと集まったりはするけど…予定はないかなあ…」
親戚と集まる… となると正月…正月!ということはお年玉をあげなくてはいけない
じゃないか。欲しいアニメのDVDを買う金が無くなるが、正月前に気づいたのが
不幸中の幸いといった所か。最近までもらう立場だったので全く気づかなかった。

45 :春風ななし:04/12/24 01:57:18 ID:???
「ところで、その… あしたは予定あるの?」
と、なのはちゃんが聞いてくる。愚問である。
「そりゃーあるよ」
「えっ!!」
「金曜ロードショーのラピュタを見る予定さ」
「あっ…そう、なんだ、そんなこと…。 …よかった」
「そんなことって言っても僕にとっては超大事だよ」
「でも、暇なんでしょ?」
「まあ確かに」
「でね、クリスマスパーティーをしようと思うんだ…あの、二人で」
「クリスマスパーテェー!! …って具体的に何するわけ?」
「一緒にお料理食べたり、トランプとか、お歌をうたったり…」
お遊戯かい。しかし、暇がたっぷりある僕は大丈夫だが、なのはちゃんの方はどうなのか。
「家族ではしないの?お母さんとかは心配しないの?」
「だいじょうぶ。女友達の家で遊ぶって言っておくから」
「う、うーん、それなら、いい、の、かなぁ……?」
「やった! じゃあ明日、家からもお料理の材料とか持ってくるからね!」
「うんうん」
「夜にはトランプとかボードゲームとかしようね!」
「うんうん …うん?」

いつのまにか夜までやる事が決められたような気もするが、
一人でクリスマスイブを迎える空しいイベントは避けられたようだ、覚悟もしていたが。
問題はクリスマスプレゼントだ、また何かで削らなくてはならない。
でなければ僕の貯金ではこの先生きのこるのが難しくなってくる。
プレゼントも何を買うべきか…、僕のセンスで選んでいいものか…。
とりあえずラピュタは録画決定だが。

46 :しぶしげ:04/12/24 02:04:14 ID:0jNMo+8I
ハゲワロスwwと言いつつ、なのはちゃんの脳を心配してしまう俺

47 :名無しさん?:04/12/24 02:04:30 ID:???
多分25日の夜になのはちゃんは天使になって空に消えていく、というオチ。

48 :名無しさん?:04/12/24 13:43:33 ID:DQzj//3b
age

49 :名無しさん?:04/12/24 13:50:42 ID:uspqpGFL
いったいどんなプレゼントを選ぶのか・・・・楽しみデス!

50 :名無しさん?:04/12/25 03:15:13 ID:cjz0Byy7
なのはちゃんと一線を越えてしまわないか心配デス!

51 :春風ななし:04/12/25 06:22:36 ID:???
12月24日金曜日(雨だった)

クリスマスイヴだ。そういえば携帯電話のメール等でメリークリスマスを「メリクリ」、
あけましておめでとうを「あけおめ」などと略する人間の気が知れない。
それくらいの文字を打つのも面倒なのか、はたまたメール代節約のためなのか。
どっちにしろ僕にはそんなメール来ないし、そもそも携帯電話を持っていないから
全く関係のない話なのだが。
なのはちゃんは朝早くに家に来た。他にすることがないからと言うが、
宿題はどうした。なんだか最近、なのはちゃんに付き添われて生活が健全になりつつある。
「僕が朝ごはん作ろうか」
「えっ、作ってくれるの?」
「と言ってもトーストだけど」
あっという間に慣れた手つきでトーストとスクランブルエッグとベーコンを
作ってしまう僕。むしろ作れない方が不思議なメニューだが。
なのはちゃん曰く「んー、まあまあ」らしい、作らなくても良かったか。

52 :春風ななし:04/12/25 06:22:54 ID:???
昼になって僕の部屋を片付けることになった。なのはちゃんのおかげで、
以前と比べてかなり快適な空間になっている。僕の生活習慣が変わってきたせいも
あるが。風呂やトイレなどあまりに汚いため滅多に使わなかったのが、
まるで母親の羊水の中のように落ち着くぐらいに清潔になった。
そして今日、大量にある漫画を整理することに決めた、本当は嫌だけど。
「ラッキーマンなんていらないよなぁ、これでも連載時は楽しんで読んでたんだけど」
「なにそれ?ジャンプ?私知らないよ?」
「え、マジで。アニメ化もされてたよ、オープニングが金田伊功」
「黙って片付けて」
「あ、はい」
空気を読まない発言をするのがオタクである。
「なんで僕、ラブひななんて買ってたんだろう…」
「じゃあ捨てれば?」
「でも、まあ…勿体無いから1巻だけ置いとこう」
「だから溜まるんだと思うよ」
昔の漫画を掘り返すと、買った当時の自分が何を考えていたかがよくわかる。
おそらく僕は、何も考えずに生きていたのだろう。本棚の奥やダンボールから
出てくる大量の糞漫画を眺めて、心の底からそう思った。
これからも自分は何も考えずに、ただ生きていくだけなのだろうか。

53 :春風ななし:04/12/25 06:23:58 ID:???
夜、予約していたクリスマスケーキを取りにケーキ屋まで
なのはちゃんと歩いていく。せっかくクリスマスイヴなのに、
あいにく外は雨だ。道中、手を組んだカップルを見かける。
あいつら全員死ねばいいのに、と心で毒を吐く。
「どうして顔をしかめてるの?」 なのはちゃんが聞いてくる。
「それはね、僕が引き篭もりだから緊張してるんだよ」
「じゃあどうして、すれ違う恋人を見つめてるの?」
「それはね、僕が対人恐怖症だからだよ」
「どうして、その後に舌打ちするの?」
「それはね、お前を食べるためだよ」
あまりにセンス溢れる会話をしながらケーキ屋に向かう。
こんな店に一人で入った事はないのでちょっとだけ緊張してしまう自分が
悲しい。女性の店員にちょっとラップ気味に話しかけてしまう。
「あ、あの、予約してたケーキがですね、そ、そのですね」
「ああ、お持ち帰りですね。完成しております。しばらくお待ちください」
我ながら自分の対人能力の無さに鬱になる。店員はどう思っただろうか、
そりゃ変だと思ったろうさ、でも仕方ないよ、ヒキだもの、などと
ウジウジ考えながら店内のケーキを眺める僕に、なのはちゃんが質問する。
「頼んでたケーキってどれ?」
「あー、そこのなんか、イチゴがいっぱい入ってるやつ。あんまり大きいと
食べきれないから、普通のサイズにしたけど」
「へえー イチゴ!」
僕はケーキに詳しくないし、なのはちゃんが気にいらないと困るので
出来るだけ無難なのを選んだつもりだ。ショートケーキの特化版?
シャア専用ショートケーキ?そんなのを選んでみた(どんなのだ)。
「4300円です」
さっきの女店員がとんでもない事を口にしやがる。ケーキに4300円?
普通こんなものなのか?クリスマスだから特別料金?それとも
僕がヒキだから(ry。てっきり2000円ぐらいかにゃーと思ってたが
2倍以上だ。値段ぐらいしっかり見ていれば良かった。オサレな店に圧倒されて、
混乱してしまったせいだろう。しかし予約してしまった以上、断るなど
出来ないので5000円札を渡す僕。冬はちゃんと過ごせるだろうか。

54 :春風ななし:04/12/25 06:24:39 ID:???
外に出て気付いたが、クリスマスケーキの箱は意外に大きいために
持つのに両手を必要とする。これだと傘を使えず、雨にびしょ濡れである。
「どうしようかなあ。片手で持っても平気かな、形潰れないといいけど」
「こうすればどう?」
なのはちゃんが、僕の手からケーキの箱を奪い取り、なのはちゃんの傘を
僕が持つように指示した。そしてなのはちゃんは僕の足元にピッタリとくっついた。
「確かにこれだと濡れないし、ケーキも安全だけど、歩きにくいよ」
「大丈夫大丈夫、一緒にペース合わせて歩けばなんとかなるよー。
 ほら、いち、に。いち、に。」
少しやってみたが、確かにタイミングを合わせればいけなくもない。
時折、僕がなのはちゃんにぶつかったり、なのはちゃんが傘から出てしまい、
慌てて後ろに下がったりしたが、なんとか無事に家に着くことが出来た。
しかし傍からだとどう見えるだろうか、この光景。

55 :春風ななし:04/12/25 06:25:36 ID:???
朝食は僕が作って、昼食はなのはちゃんが作った、次は僕の順番であるべきだが、
2人で作ることとなった。これぞ平等である。メニューは普段より豪華だ。
海老グラタンにポテトにハンバーグにフライドチキンにサラダ、果ては焼き茄子、
となのはちゃんの持ってきた材料もあるから、と調子に乗って作りすぎてしまった。
しかし味は良かった、最近自分の料理の才能に恐怖を感じてしまう事もある。
料理を片付け、クリスマスケーキを早く切ろうと急かすなのはちゃんを止めて言う。
「ま、ま、クリスマスケーキは、ちょっと置いといて」
「別にいいでしょ?どうしたの」
「なのはちゃん、そのね、僕から君に言いたいことがあるんだ」
「えっ」
「そのう、君はずっと僕の家に来てくれて、こんな駄目人間の僕をね、変な目で見る事もないし、
 部屋を片付けてくれたり、料理なんかも教えてくれたり…」
「それは― そうだよ…当たり前だよ」
「そういう風に色々としてくれて、 君はそれを自分では普通だと思ってるかも知れないけれど、
 凄く根気のいる事だったろうし。僕は…つまり、君にすごく感謝してるって事を言いたいわけで」
「そ、そんなに改まって言う事ないよー」
「それで、その感謝の気持ちを伝えたいって事で、これを貰って欲しいんだよね」
僕はこっそり隠し持っていたリボンでラッピングされている小さな袋を取り出す。
「これって、もしかして」
「んー、まあ、あんまりこういう事するガラじゃないんだけど…」
「クリスマスプレゼント?」
「と、とにかく開けてみてよ」
なのはちゃんが装飾を丁寧に外し、袋をひろげる。それを僕は緊張して見つめる。

56 :春風ななし:04/12/25 06:25:55 ID:???
「あ、これって…」
袋から出てきたのは、黄色いリボンをつけた、白色の小さなテディベアだった。
「あのー、最近、色んな事情があってお金が無くてさ、服とか買えばいいのかなーって
思っても、どれ選んでいいかわからないし。その、気にいらなかったらいいよ」
「嬉しいよ…。凄く気にいった」
「え、そう?ホントに?マジで?クマー気にいったクマ?」
「ぷっ」
「いやまあね、僕のセンスならいいのは選べるんだけどさ、それをなのはちゃんが
 気にいるかどうかは別問題だなー、なんつって」
「その…○○さんが、お金に困っているのはわかってたし…それも私が色々と
 無茶なこと言ったせいもあるし、ケーキ代払う時も、本当はお金の事気にしてた
 のもわかってるし… でも凄く嬉さっきしかったよ。お金とかはどうでもいいの」
「ケーキばれてた?ちょっと汗かいちゃってたかも…でもまあ、とにかく喜んで貰えて良かったスよ」
もう僕は恥ずかしさで自分が何を言っているのか分からない状態だ。
「じゃあ私からもクリスマスプレゼント」
「あああ、あるんだ、こいつは嬉ぴーな、あはは」
「はい、恐竜のパジャマ。 なんだかいつも同じ格好だし、こないだも風邪ひいた所だから
 心配だなーって思って、作ってあげたの」
「ああ…そう。ってなのはちゃん、自分で作ったの!?」
「家庭科の授業で作ったんだよー ほら、この恐竜の角が帽子になるの」
「ふーん… でも嬉しいや。ははは、こいつは身も心をあったけえや!懐は寒いけど」

この後食べたクリスマスケーキは凄く美味しかった。きっとクリスマスパワーとか
そういうのだろう。とかいいつつまだ4分の一くらいは今も残って冷蔵庫の中にあるが。
カードゲームなんかもいつもとは違う面白さが感じられた。これがX'masクオリティ?
夜中になのはちゃんを家に帰すのは心配なので、僕が送ることにした。
色々な話をした気がするがあまり覚えていない。ただハッキリと
覚えているのは、今年の冬はやっぱりそんなに寒いもんじゃないよね、という事。

57 :春風ななし:04/12/25 06:27:56 ID:???
我ながら凄まじい量の文章。バカかこれ。

58 :うんこ君 ◆BiguncoCDc :04/12/25 06:31:36 ID:???
なのはちゃんて小学生でしょ?

59 :春風ななし:04/12/25 06:32:17 ID:???
そうです 紛れも無く小学生です

60 :うんこ君 ◆BiguncoCDc :04/12/25 06:34:57 ID:???
小学生なのにすごいね

61 :春風ななし:04/12/25 06:38:39 ID:???
凄い小学生なんです

62 :うんこ君 ◆BiguncoCDc :04/12/25 06:39:40 ID:???
春風ななしさんはいくつ?

63 :春風ななし:04/12/25 06:40:50 ID:???
20代前半!

64 :うんこ君 ◆BiguncoCDc :04/12/25 06:42:03 ID:???
歳の差カップルだね

65 :春風ななし:04/12/25 06:46:07 ID:???
お友達でガンスよお友達・・・近所の小学生と近くのお兄さん・・・?みたいな。

66 :うんこ君 ◆BiguncoCDc :04/12/25 06:47:53 ID:???
そうなんだ、なんかいいね
がんばってね

67 :春風ななし:04/12/25 06:49:04 ID:???
リリカルマジカル、がんばります

68 :名無しさん?:04/12/25 12:40:07 ID:???
春風さん良いプレゼント選んだね!

うっかりガンプラとか美少女フィギュアとか選んで
どん引きされるんではないかとハラハラしてました。

メリークリスマスでしたね。よかったよかった。

69 :名無しさん?:04/12/25 12:41:55 ID:???
意味なくsageてしまったのでage!

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