ある夜、俺はまた逃げ出した。壊れかけのラジオから流れてきたのがRunnerだった。当時その意味を知らなかった。
今では浪人生崩れのヒキーだけど。あの頃、秘密基地は最後に逃げ場だった。先ほど出てきたダチにだけその場所を教えて
後はここのスレの住人と同じようにエロ本やミニ四駆を持ち込んで遊んだよ。無茶して近くの畑に忍び込んで柿くったりしたな。
ある日、基地が無くなってた。警察が来て壊してた。通報したのは母親だった。あっけなかったよ。泣いた。むちゃくちゃ泣いた。
今では整備されて小奇麗な公園になってるけれど、思い出はまだそこにある。書きたいこと一杯有ったけどこれくらいにさせてもらう。
名無しに戻りますノシ